2023年05月14日
Next.jsにおけるページ内スクロールの実装ガイド

Next.jsを使用したウェブサイトで、ページ内スクロールを実現したいと思ったことはありませんか?例えば、ウェブサイトのナビゲーションバーに「SERVICE」や「ABOUT」のようなリンクがあり、ユーザーがそれらをクリックすると、ページ内の対応するセクションに自動的にスクロールするといった機能です。弊社の上部にあるメニューがこのページ内スクロールを実装しています。よろしければ試してみてくださいね。
まずは、実際に試してみて、その振る舞いを体験してみましょう。
react-scrollライブラリを活用しよう
このような機能を簡単に実装するためには、react-scrollというライブラリを利用するのがおすすめです。まずは以下のコマンドでインストールしましょう。
npm i --save react-scrollそして、以下のように呼び出して使用します。
import { Link as Scroll } from 'react-scroll'
export const Nav: FC<Props> = () => {
return (
<ul>
<li>
<Scroll to={'/#about'} smooth> About </Scroll>
</li>
</ul>
)
}注意しておきたいポイント
ここでのimport文では、Link as Scrollという形でエイリアスを設定しています。これは、Linkという名前がNext.jsの Linkと名前が重複してしまい、混乱を避けるためです。
そして、メニューリンクからスクロールさせたい要素への移動を設定するために、その要素にid="about"のようなIDを指定します。これにより、ページ内スクロールを簡単に実装することが可能となります。
以上がNext.jsでのページ内スクロール実装の基本的な手順です。この方法を試して、ウェブサイトのナビゲーション体験をより良いものにしましょう。
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