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microCMSNext.jsTypeScriptWEB制作microCMSがTypeScript型の自動生成に対応。Next.js制作で見直したい型管理とCI
ヘッドレスCMSを使ったWeb制作では、CMS側のAPIスキーマとフロントエンド側の型定義を揃えておく必要があります。例えばmicroCMSで「お知らせ」に項目を追加しても、Next.js側のTypeScriptの型を更新し忘れると、実装と実際のデータ構造にずれが生じます。、microCMSはAPIスキーマからTypeScriptの型を自動生成するCLI「microcms-typegen」を公開しました。同時に、JavaScript SDK(microcms-js-sdk)のバージョン3.6.0では、生成した型を使ってエンドポイントや取得条件に応じた型推論ができるようになりました。これは単に型を書く手間を減らすだけでなく、を考えるきっかけになるアップデートです。この記事では、何が変わったのかを整理したうえで、Next.jsとmicroCMSで企業サイトを制作・保守するときに見直したい型管理とCIのポイントを考えます。Next.jsとmicroCMSを組み合わせる場合、CMSで定義したフィールドに対応する型をフロントエンド側で手書きする方法が一般的でした。例えば、お知らせに「タイトル」「本文」「公開日」がある場合、開発側でもそれらを型定義します。しかし運用開始後に「カテゴリ」や「サムネイル」が追加されると、CMSの設定変更と型定義の修正を別々に行う必要があります。担当者が違ったり、変更が小さかったりすると、この同期が抜けることがあります。型チェックが通っていても、。microcms-typegenは、マネジメントAPIから取得したAPIスキーマをもとにTypeScriptの型を生成します。CMSの設定を見ながらフィールド名を書き写す必要がなくなり、スキーマ変更時もコマンドの再実行で型を更新できます。基本的な導入は、ツールのインストール、初期設定、API情報取得権限を持つAPIキーの設定、型生成の順番です。ただし、公式READMEに記載された動作環境はです。設定ファイルや生成した型を型チェックする場合はが必要で、SDK側の新しい型推論もTypeScript 6.0以降を前提としています。既存プロジェクトへ導入する前に、ランタイムとTypeScriptのバージョンを確認しておきたいところです。microcms-js-sdk 3.6.0では、生成されたサービス全体の型をに指定できます。例えば記事一覧の取得時にで「タイトルだけ」を指定すれば、その条件に応じた戻り値の型が推論されます。による参照先の展開も考慮され、存在しないエンドポイントやフィールドを指定した場合は、静的に分かる範囲で型エラーとして検出できます。これまでのように取得メソッドごとに型を手で指定するより、APIスキーマと実装の関係が明確になります。今回注目したいのは、コマンドです。生成済みの型と現在のAPIスキーマを比較し、差分やファイルの欠落がある場合に終了コード1を返します。生成ファイルを書き換えないため、CIに組み込めます。例えば、次のような運用が考えられます。導入にあたっては、CIからmicroCMSのマネジメントAPIへアクセスするためのAPIキーの管理、チェックを実行するタイミング、開発環境と本番環境でスキーマが異なる場合の扱いなども、あわせて設計する必要があります。Claude CodeなどのAIに実装を任せる場合、AIがCMSに存在しないフィールド名を推測して使ってしまうことがあります。生成した型を参照できる状態にしておけば、存在しないフィールドを使った実装は型チェックで発見しやすくなります。AIに「正しいフィールド名を覚えさせる」だけでなく、という考え方です。ただし、型が正しいからといって画面の仕様や使いやすさまで保証されるわけではありません。AIへの指示、型チェック、テスト、人間による動作確認は、それぞれ役割が異なります。人が確認すべきことと機械で検出できることを分ける、これはブラキオが重視するFrontend Opsの考え方にもつながります。今回の型推論にも対象外があります。公式SDKのREADMEでは、やの文字列内で指定するフィールド名や値は型検査の対象外とされています。また、TypeScriptの型はコンパイル時の確認であり、実際のAPIレスポンスを実行時に検証するものではありません。さらに、既存データには未入力の値が残っている可能性があります。必須フィールドだから必ず値がある、と安易に決めつけないことも大切です。型生成ツールには読み取り型の空値を絞る設定がありますが、実データの状態を保証できる場合に限って使うのがよいでしょう。設定ファイルはES modules形式のTypeScriptが前提で、でを明示しているプロジェクトには対応していない点にも注意が必要です。microCMSの型自動生成は、TypeScriptを書く量を減らすだけの機能ではありません。CMSのスキーマ変更を、フロントエンドの型チェックやCIにつなげられる点に価値があります。Webサイトは公開後も、お知らせの項目追加やページ構成の変更が発生します。そのたびに人間が目視で型を確認するより、方が、継続的な保守には向いていると考えています。導入を検討する際の確認ポイントは次のとおりです。まずは既存プロジェクトのNode.js・TypeScriptのバージョンとCMSの更新フローを確認し、小さなAPIから導入を検討してみるのがよさそうです。ブラキオでは、Next.jsとmicroCMSを使ったサイトの制作だけでなく、公開後の保守・運用もお手伝いしています。「既存サイトに型生成やCIを導入したい」「CMSの更新フローを整理したい」といったご相談も、お気軽にお問い合わせください。※記事内の仕様・バージョンは2026年10月24日時点の公式情報に基づきます。最新の内容は各公式ドキュメントをご確認ください。
2026.10.26
JamstackmicroCMSWEB制作Jamstackサイトはどこから乗っ取られる?不正アクセスの経路と確認する場所
「JamstackはWordPressより安全」とよく言われます。ブラキオのブログでも、で、その理由を紹介しました。ただ、実際にサイトを運用していると、次のような疑問が出てきます。この記事では、弊社のサイトと同じ「microCMS × Next.js(静的書き出し)× Netlify」の構成を例に、これらの疑問に答えます。Next.jsで静的に書き出したサイトは、ビルドのときにHTMLを作り、Netlifyなどのホスティングサービスから配信します。アクセスのたびに動くプログラムも、公開側のデータベースもありません。CMSの管理画面は、サイトとは別のドメインにあります。そのため、WordPressで典型的な次のような攻撃は、構造上成り立ちません。 を探して回る自動スキャンが来ても、404が返るだけです。ただし、リスクがゼロになるわけではありません。、と考えるのが正確です。なお、Next.jsでもSSRやAPIルートを使ってサーバーを動かす構成では、話が変わります。2025年3月には、Next.jsのミドルウェアで行っている認可チェックを、特定のリクエストヘッダーを付けるだけで素通りできる脆弱性(CVE-2025-29927)が公表されました。同年12月には、React Server Componentsのサーバー関数に細工したリクエストを送ると、認証なしで任意のコードを実行できる脆弱性(CVE-2025-55182、通称「React2Shell」)が公表され、実際に悪用も確認されています。静的に書き出したサイトではミドルウェアもサーバー関数も動かないため、こうしたサーバー側の脆弱性の影響を受けません。Jamstackサイトで現実的な経路は、次の4つです。経路何が起きるか起きやすさアカウントの乗っ取りCMS・ホスティング・GitHubなどにログインされ、記事を書き換えられたり、偽のサイトをデプロイされたりする中npmパッケージのサプライチェーン攻撃ビルドのときに不正なコードが動き、APIキーなどを盗む。配信するJavaScriptに不正なコードが混ざる中CMSの本文に仕込まれたスクリプト記事を開いた訪問者のブラウザで、スクリプトが動く低〜中書き込み権限のあるAPIキーの漏洩APIから記事を書き換えられる低※「起きやすさ」は、弊社の運用経験からの目安です。いちばん起きやすい経路です。守るべきアカウントは、CMS・ホスティング・GitHubの3つだけではありません。手口は、フィッシングやパスワードの使い回しが中心です。最近は、PCに入り込んだマルウェア(インフォスティーラー)がログイン中のセッションを盗み、二段階認証をすり抜ける手口も増えています。自分たちのアカウントが無事でも起きる経路です。乗っ取られるのは、依存しているパッケージの作者のアカウントです。2025年9月8日には、chalkやdebugといった広く使われている18のパッケージに、不正なバージョンが公開されました。作者のnpmアカウントが、npm公式を装った偽ドメインからの「二段階認証の再設定」メールでフィッシングされたのが原因です。仕込まれたコードはブラウザ上で動き、暗号資産の送金先を攻撃者のものに書き換えるものでした。不正なバージョンは約2時間で取り下げられましたが、その間にビルドしたサイトには、配信するJavaScriptに不正なコードが紛れ込んだ可能性があります。同じ月には、インストール時に開発者のPCやCIからnpm・GitHub・クラウドの認証情報を盗み、盗んだnpmトークンで同じ作者の他のパッケージにも自動で感染を広げるワーム(Shai-Hulud)が見つかりました。11月には第2波(Shai-Hulud 2.0)が始まり、被害パッケージは数百から千以上に広がっています。このように、不正なコードはビルドのときに動いて環境変数に置いたAPIキーを盗むこともあれば、配信するJavaScriptに紛れ込んで訪問者のブラウザで動くこともあります。CMSの本文をHTMLとしてそのまま表示する作りだと、CMSに書き込める人は誰でもスクリプトや、画像タグのイベント属性に仕込んだコードを入れられます。乗っ取られたアカウントだけでなく、正規の編集者が外部サイトからコピーした埋め込みコードを貼ってしまうケースもあります。静的に書き出すサイトでは、本文がビルドのときにHTMLファイルへ書き込まれます。そのため、ページを開いた時点でスクリプトが実行されます。APIキーは、Gitの履歴やチャット、ビルドログ、メンバーのPCなどから漏れます。読み取り専用のキーなら書き換えはできませんが、書き込み権限があれば、APIから記事を書き換えられます。多くの場合、問い合わせてきた人の個人情報は盗まれません。お問い合わせフォームの入力は、Netlify Formsなどのフォームサービスに保存されることが多く、CMSには入っていないからです。CMSにあるのは、ブログ記事や会社情報など、もともとサイトで公開している内容が中心です。ただし、キーの権限によっては、公開していない情報も取れます。microCMSのAPIキーは、サービス全体に適用される「デフォルト権限」と、APIごとの「個別権限」で、GET / POST / PUT / PATCH / DELETE を個別に設定できます。作成・編集ができるのは管理者だけです。さらに、書き込み権限があるキーなら、前の章の「CMSの本文に仕込まれたスクリプト」を使って、これから訪問者が入力する情報を盗むこともできます。ビルドで使うAPIキーは、にしておきましょう。CMSに個人情報がないなら、書き換えられても大した被害はない。そう思われるかもしれません。しかし、被害はデータではなく、に出ます。企業サイトは「会社の顔」です。改ざんされたという事実だけで、問い合わせや採用への影響は小さくありません。静的なサイトには、侵入されるサーバーがありません。見るべきなのは、サイトのアクセスログよりも、です。Jamstackは、サイトそのものを外から突かれるリスクを大きく減らせる構成です。一方で、守る対象がなくなるわけではありません。攻撃の的は、とに移ります。裏を返せば、二段階認証やAPIキーの権限、依存パッケージの管理といった運用の基本を押さえれば、Jamstackの安全性をしっかり活かせます。ブラキオでは、Jamstackサイトの制作だけでなく、公開後の保守・運用もお手伝いしています。「今のサイトの設定が安全か確認したい」といったご相談も、お気軽にお問い合わせください。
2026.10.22
WEB制作エンジニアリングデザイン支給でWeb実装を依頼するときに整理しておきたいこと
「デザインはFigmaで完成しているので、あとは実装だけお願いしたい」Web制作のご相談では、こうしたケースもよくあります。見た目のデザインが決まっていれば、制作はすぐ始められそうに見えます。ただ、実際にWebサイトとして動かすためには、デザインデータだけでは判断できないことも少なくありません。たとえば、次のような内容です。こうした情報が最初にある程度整理されていると、見積もりの精度が上がり、実装開始後の確認や手戻りも減らしやすくなります。この記事では、デザイン支給でWeb実装を依頼するときに、事前に整理しておくと進めやすいポイントを紹介します。最初に確認したいのは、今回の依頼範囲です。たとえばコーポレートサイトであれば、次のように必要なページを一覧にしておくと分かりやすくなります。Figma上にすべてのページが並んでいる場合でも、「このページは今回の対象」「これは既存ページを流用する」といった区別があると、見積もり時の認識差を減らせます。また、似たページが複数ある場合は、共通レイアウトなのか、それぞれ個別に作る必要があるのかも実装工数に関わります。まずは細かな技術仕様よりも、 を明確にすることが大切です。PC版のデザインは完成していても、スマートフォン版が用意されていないケースがあります。その場合、実装側である程度判断してレスポンシブ対応することもできますが、次のような判断が必要になる部分があります。スマートフォン用デザインがあるのが理想ですが、すべての画面サイズを細かくデザインする必要はありません。「スマホではこの順番にしたい」「この画像は見切れても問題ない」など、特にこだわりたい部分だけでも共有しておくとスムーズです。静止画のデザインからは分からないのが、Webサイト上での動きです。動きまでFigmaで細かく作り込まれている必要はありません。「ここはふわっと表示したい」「このエリアは横にスライドする」といったコメントや参考サイトがあるだけでも、実装側は意図を理解しやすくなります。逆に指定がない場合は、実装側で一般的な挙動を提案してもらう方法もあります。デザイン上では仮の文章や画像が入っていることがあります。実装を始める前に、次の素材が揃っているか確認しておくと安心です。お問い合わせフォームがある場合は、見た目だけでなく次の仕様も決める必要があります。デザイン上にフォームが描かれていても、これらの仕様までは分からないことが多いため、実装担当者と早めに確認しておくのがおすすめです。サイト制作では、公開後の運用方法によって実装方法が変わることがあります。たとえば次のような情報を社内で更新したい場合、CMSを使えるようにしておくと運用しやすくなります。一方で、ほとんど変更しないページまで管理画面から編集できるようにすると、必要以上に仕組みが複雑になることもあります。「どの情報を、誰が、どのくらいの頻度で更新するのか」を整理したうえで、更新が必要な範囲だけCMS化するのも一つの方法です。公開時の見た目だけでなく、公開後の運用まで含めて考えると、使いやすいサイトになりやすくなります。新規サイトではなく、既存サイトのリニューアルや一部改修の場合は、現在の環境についても確認が必要です。特に、既存のドメインやメールを継続利用する場合は、Webサイトだけを切り替えるつもりでも周辺設定への影響を確認する必要があります。すべてを依頼側で調査する必要はありませんが、「どのサービスを使っているか分からない」という状態も含めて最初に共有しておくと、実装側が必要な確認項目を整理しやすくなります。実装が終わったあと、どこまでを依頼するのかも確認しておきたいポイントです。制作会社や案件によって、範囲は異なります。「実装だけ」という言葉が、コード納品までを意味するのか、本番公開までを意味するのかで認識がずれることもあります。最終的にどの状態まで完成させてほしいのかを共有しておくと安心です。ここまでいろいろな項目を紹介しましたが、依頼前にすべてを完璧に決める必要はありません。むしろ、Web制作に慣れていなければ「何を決めればよいのか分からない」のが普通です。重要なのは、次の3つを分けて共有することです。ブラキオでも、デザインを確認したうえで、実装に必要な仕様や確認事項を整理しながら進めることがあります。「デザインはあるけれど、実装するために何を決めればいいか分からない」という段階でも、まずは相談いただければ、必要な項目を一緒に整理できます。デザイン支給でWeb実装を依頼するときは、Figmaなどのデザインデータに加えて、次のような情報があると制作を進めやすくなります。最初からすべて決まっていなくても問題ありません。未確定の部分を含めて共有し、実装担当者と確認しながら整理していくことで、手戻りを減らし、スムーズに制作を進めやすくなります。ブラキオでは、デザイン支給でのWeb実装や、既存サイトの改修、CMSを含む企業サイト制作にも対応しています。実装範囲の整理から相談したい場合も、お気軽に株式会社ブラキオへお問い合わせください。
2026.10.19
WEB制作JamstackエンジニアリングVercel Proのデプロイ保存期間が30日へ。Webサイト保守で確認したいこと
Webサイトは、公開して終わりではありません。お知らせの追加、デザインの調整、ライブラリの更新、フォームの修正など、公開後も小さな変更を重ねていきます。最近はAIによる実装支援が広がり、コードの変更やプレビュー環境の作成を短いサイクルで繰り返しやすくなりました。変更を素早く確認できる一方で、デプロイ履歴も増えていきます。そうした中、Vercelは、Proプランのデプロイ保存期間とストレージ課金について変更を発表しました。この記事では、何が変わるのかを整理したうえで、企業サイトやJamstackサイトの保守運用で確認したいポイントを考えます。公式発表によると、新しく作成するProチームでは、デプロイ履歴の保存期間が標準で30日になりました。必要に応じて、チーム設定からより長い保存期間を選ぶこともできます。既存のProチームについても、保存期間は30日に変更されます。です。長い履歴を残したい場合は、それまでに保存ポリシーの設定で変更を適用しない(オプトアウトする)必要があります。すでに30日以下の設定を使っている場合、その設定は変わりません。なお、これは「すべてのデプロイが一律30日で必ず消える」という意味ではありません。保存ポリシーはProduction、Preview、Canceled、Erroredごとに設定でき、直近の本番デプロイや現在公開中のデプロイのように保護される対象もあります。実際の保持状況は、チーム・プロジェクトの設定と公式ドキュメントで確認してください。あわせて、Proチームのとについて、それぞれの課金が案内されています。既存Proチームの課金開始日は、各チームに届く案内メールで確認するよう説明されています。10月23日は古いデプロイの削除開始予定日であり、すべてのチームの課金開始日と同じとは限りません。保守費用を考えるときは、月々の基本料金だけでなく、何をどれだけ保存しているかも把握しておきたいところです。本番公開後に表示崩れや不具合が見つかった場合、以前のデプロイに切り戻す方法があります。Vercelにも、過去の本番デプロイへ戻すInstant Rollbackの仕組みがあります。ただし、。必要な履歴が残っていなければ、Gitの過去コミットから再ビルドするなど、別の復旧手段が必要になります。ここで注意したいのは、Gitの履歴が残っていることと、当時のデプロイをそのまま復元できることは同じではない点です。依存パッケージ、環境変数、外部API、CMSのデータなどが変わっていれば、同じコードをビルドしても完全に同じ状態になるとは限りません。制作中は、確認用のプレビューURLをクライアントに共有することがあります。しかし、そのURLが何か月後も必ず見られるとは限りません。「半年前のデザインと比較したい」「以前の確認画面を見直したい」という要望が想定されるなら、プレビュー環境とは別に、承認済みの画面キャプチャ、デザインデータ、変更履歴などを保管しておくと安心です。プレビューURLは確認のための手段であり、恒久的な成果物の保管庫とは分けて考えたいところです。まずはVercelのチーム設定・プロジェクト設定で、Production、Preview、Canceled、Erroredそれぞれのデプロイ保存期間を確認します。既存Proチームなら、課金開始日の案内メールも確認しておきましょう。必要な履歴を何日分残したいかは、障害対応やクライアントの確認サイクルから決めます。単純に長くすればよいわけではなく、保存コストとのバランスが必要です。障害が起きてから復旧手順を調べるのではなく、通常時に「誰が判断し、何を確認して、どう戻すか」を整理しておきます。直前の本番デプロイへのロールバックで済むのか。CMSで公開した内容も戻す必要があるのか。外部サービスの設定変更を伴うのか。これらは別の問題です。少なくとも、本番公開後の動作確認、ロールバックの担当者、復旧後の再確認項目は決めておきたいところです。AIで実装が速くなると、小さな修正を何度もデプロイしやすくなります。しかし、デプロイ回数が増えること自体が品質向上を意味するわけではありません。型チェック、Lint、テスト、必要に応じたVRT(画面差分の検証)などをCIに組み込み、公開前に検出できる問題を減らすことが重要です。人が確認すべき仕様や使い勝手と、機械で検出できる不具合を分ける。これは、ブラキオが重視するFrontend Opsの考え方にもつながります。Vercelの公式案内では、不要なビルドファイルの削減、大きなアセットの保管場所の見直し、Functionバンドルの縮小などが、ストレージ使用量を抑える方法として挙げられています。使用量はプロジェクトごとにUsageページで確認できます。ただし、必要な復旧履歴まで削ってしまっては本末転倒です。先に保守要件を決め、そのうえで削減できるものを整理する順番がよいでしょう。Next.jsとヘッドレスCMSを使った企業サイトでは、静的にページを生成する構成を選ぶことがあります。静的配信は運用上の利点がありますが、まで自動的に解決するわけではありません。とくに企業サイトでは、制作担当者が変わったあとも運用が続きます。担当者が交代しても復旧できるように、リポジトリ、公開手順、権限、監視、バックアップ対象を整理しておくことが大切です。今回のVercel Proの変更は、料金だけを見て終わらせる話ではありません。確認したいのは、という点です。AIを使って制作を速くできる時代だからこそ、公開後の運用まで含めた設計が重要になります。サイトを安全に更新し続けるために、デプロイの保存設定と復旧手順を一度見直してみてはいかがでしょうか。「自社サイトのVercel設定がどうなっているか分からない」「障害時の戻し方を整理したい」といったお悩みがあれば、株式会社ブラキオにご相談ください。公開後の運用・保守まで含めてサポートします。※記事内の仕様・料金は2026年10月13日時点の公式発表に基づきます。最新の内容はVercel公式ドキュメントをご確認ください。
2026.10.14
WEB制作JamstackエンジニアリングNext.jsとAstro、どちらで作る?Webサイトの目的から考えるフレームワークの選び方
Jamstack構成でWebサイトを作るとき、フロントエンドのフレームワークとしてよく候補に挙がるのが と です。どちらもmicroCMSなどのヘッドレスCMSと組み合わせて、速くて安全なサイトを作れます。では、実際にはどう選べばよいのでしょうか。ブラキオでは「どちらが優れているか」ではなく、 から選ぶようにしています。今回は、その考え方をご紹介します。Next.jsは、ログイン機能や会員ページ、検索、管理画面のような「動きのある機能」が増えても対応しやすいのが強みです。Astroは、基本的にHTMLとして配信し、動きが必要な部分だけJavaScriptを読み込む設計(アイランドアーキテクチャ)のため、何もしなくても軽いページになりやすいのが強みです。こうしたサイトは「情報をきちんと、速く届けること」が一番の目的です。ページごとに読み込むJavaScriptが少ないほど表示は速くなり、Core Web Vitalsのスコアも出しやすくなります。最初は小さなサイトでも、公開後に機能を足していく計画があるなら、最初から拡張しやすいNext.jsで作っておくほうが、結果的に作り直しのコストを抑えられます。「フレームワークが違うと、更新作業も変わるのでは?」と心配される方もいますが、その心配はありません。記事やお知らせの更新はmicroCMSなどのヘッドレスCMSの管理画面で行うため、 です。フレームワークの選択は、あくまで「サイトをどう作り、どう育てるか」という制作側の判断です。運用する方の使い勝手を犠牲にすることはありません。新しい技術が出るたびに「今はこれが流行っている」という話が出てきます。しかし大切なのは、流行っているかどうかではなく、 です。ブラキオでは、ヒアリングの段階でサイトの目的や今後の計画を伺い、そのうえでNext.jsとAstroのどちらが合っているかをご提案しています。「自社のサイトにはどちらが合うのか知りたい」「今のサイトが重くて困っている」といったお悩みがあれば、ぜひ株式会社ブラキオにご相談ください。目的に合った技術選定から、公開後の改善まで一緒に進めていきます。
2026.10.10
WEB制作エンジニアリングAIを使ったWeb制作で、変わること・変わらないこと
AIを使えば、Webサイトは以前より速く作れるようになりました。デザイン案を考える。コードを書く。テストのたたき台を作る。レビューを補助する。文章の下書きを作る。こうした作業の多くで、AIを使える場面が増えています。では、Web制作会社の仕事は、その分だけ減っていくのでしょうか。ブラキオでは、そうは考えていません。コードを書く時間や、毎回同じような設定をする時間を短くする。その分、人が判断しなければならない部分に時間を使う。Webサイトを作るとき、実装を始める前に考えることはたくさんあります。ここを間違えると、どれだけ速く、きれいに実装できても、会社にとって使いにくいWebサイトになってしまいます。ここを人間が担当してクライアントにヒアリングをして、情報を整理し、必要なページやコンテンツを決める。問い合わせまでの導線を考える。運用方法を確認する。そのうえで、実装や確認作業の一部にAIを使います。AI活用というと、「人件費を減らして安く作る」という話になりがちです。もちろん、制作工数を減らせれば、制作費を抑えやすくなる面はあります。ただ、ブラキオがそれ以上に重要だと考えているのは、です。たとえば、これまで実装に多く使っていた時間を短縮できれば、その分を、といった部分に使えます。ブラキオがAIを使う理由は、制作工程を雑にするためではありません。Web制作でAIを使う場合、重要なのがレビューです。AIはコードを書くスピードを上げてくれますが、そのコードが、まで、自動的に保証してくれるわけではありません。そのためブラキオでは、AIに実装を任せる場合でも、人によるレビューを前提にしています。また、自動で確認できる部分は、型チェックやLint、テスト、CIに加えて、VRT(Visual Regression Testing)などの仕組みを使ってチェックします。コード上の問題だけでなく、画面の見た目に意図しない変更や崩れがないかも自動で確認し、検出できるミスはできるだけ仕組みで見つけます。そのうえで、最後は人が実際の画面を見ながら最終確認を行います。ブラキオの基本的な考え方は、です。AIに全部を任せるのではなく、速く作れるところはAIに任せ、最後に「これで本当に問題ないか」を人が判断します。制作スピードを上げるために、ブラキオではNext.jsを使った標準テンプレートの整備も進めています。Next.jsはReactをベースにWebアプリケーションを構築するためのフレームワークで、ルーティングやレンダリング、ビルドなどWeb制作に必要な仕組みをまとめて扱えます。テンプレートで共通化したいのは、たとえば、といった、サイトごとに毎回ゼロから考える必要のない部分です。一方で、は、それぞれの会社に合わせて考えます。これが、制作を速くしながら、その会社に合ったサイトを作るために重要だと考えています。ブラキオでは、Next.jsとヘッドレスCMSを組み合わせた構成を採用することがあります。ただし、特定の技術を使うこと自体が目的ではありません。重要なのは、です。案件によって必要なものは違うため、「新しい技術だから使う」のではなく、公開後まで含めて扱いやすい構成を選びます。Webサイトは、公開した瞬間に完成するものではありません。実際に公開してみると、といったことが見えてきます。公開前に考えることは大切ですが、すべてを最初から完璧に当てることはできません。だからこそ、公開後のデータを見ながら、必要に応じてページや導線を改善することが重要です。ブラキオでは、制作だけでなく、保守・SEO・改善まで継続して相談できる関係を重視しています。Webサイトを作る工程は、これからさらに自動化されていくと思います。コードを書くことも、デザインのたたき台を作ることも、今よりもっと速くなるはずです。だからこそ、制作会社に求められるものも変わります。「コードを書けます」「デザインできます」だけではなく、こうした仕事の重要性は、むしろ大きくなると考えています。ブラキオでは、AIやテンプレートを積極的に使います。でも、それは人の仕事をなくすためではありません。制作にかかる無駄を減らし、その分を、Webサイトを使う会社にとって本当に価値のある部分へ使うためです。Webサイトを「作って終わり」にせず、公開後も一緒に育てていく。それが、これからのブラキオのWeb制作です。
2026.10.10
WEB制作JamstackmicroCMSそのJamstackサイト、データが消えても戻せますか?ヘッドレスCMS運用に潜む大きな盲点
弊社は埼玉県にて、Next.jsやAstroを用いた「Jamstack」と呼ばれるモダンなWebフロントエンド構築に専門特化している開発会社です。表示速度の爆速化、強固なセキュリティ、快適な開発体験。 これらを実現するために「microCMS」などのヘッドレスCMSを導入する企業様が非常に増えています。しかし、モダンで完璧に見えるJamstackサイト運用にも、**実は見落とされがちな「大きな盲点」**が存在します。それが、**「データが消えてしまった時の復元(バックアップ)体制」**です。弊社が保守プランにて「自動バックアップ基盤」の構築を強く推奨し、標準化している本当の理由をお話しします。microCMSなどのヘッドレスCMSはクラウドサービス(SaaS)であり、インフラの管理はベンダー側が行ってくれます。「自社サーバーを持たないから保守が楽」というのはJamstackの大きなメリットです。しかし、もし、社内の運用担当者が間違えて重要な記事やカテゴリをごっそり削除してしまった場合。クラウドサービスの提供元に「昨日の状態に戻してください!」と頼んでも、基本的には応じてくれません。標準機能では元に戻せないデータをどう守るか。これがJamstack運用における最大の課題なのです。「データが消える」と聞くとサイバー攻撃を想像するかもしれませんが、Jamstack構成において外部からCMSをハッキングされるリスクは極めて低いです。現場で起こるデータ消失事故のほとんどは、どれだけ気をつけていても、人間である以上ミスを100%防ぐことは不可能です。バックアップは、その「もしも」の時のための命綱になります。「月に1回、担当者が手動でデータをエクスポートする」という運用ルールを設けている企業様もいらっしゃいますが、私たちはこれを推奨しません。担当者が忙しくて忘れてしまったり、退職によって引き継がれなかったりするリスクが必ずつきまとうからです。株式会社ブラキオでは、専門的なエンジニアリングによって**「システムによるバックアップの自動化」**を行っています。お客様が一切意識することなく、人的ミスを完全に排除し、大切なデータ資産を安全な外部ストレージに保管し続ける仕組みを提供しています。そして最も重要なのが、**「ただデータを保存しているだけでは意味がない」**ということです。いざデータが消えてしまった時に、そのバックアップデータを使って「迅速に元のサイトの状態に戻せる(リストアできる)」状態であって初めて、真のバックアップと呼べます。弊社の保守プランでは、この自動バックアップの仕組みに加え、までをセットにして提供しています。Webサイトは企業の大切な「資産」です。 Jamstackという最高の器を作るだけでなく、その中に入る資産(データ)を守り抜くことも、私たち専門企業の大切な役割だと考えています。「自社のヘッドレスCMS、バックアップがどうなっているか分からない」 「表示速度だけでなく、運用面も安心して任せられるJamstack開発パートナーを探している」そんなお悩みをお持ちの企業様は、ぜひ株式会社ブラキオにご相談ください。技術力と万全のサポート体制で、お客様のWebビジネスを裏からしっかりと支えます。
2026.04.14
WEB制作Jamstackエンジニアリングモダンな技術スタックが優秀なエンジニアを呼ぶ。採用広報サイトをJamstackで作るべきもう一つの理由
「優秀なエンジニアを採用したいのに、応募が来ない」「内定承諾率が上がらない」 多くの企業の人事担当者やCTOが、この悩みを抱えています。給与や待遇は見直したはずなのに、なぜでしょうか?実は、技術感度の高いエンジニアほど、応募前にその企業の**「技術偏差値」「採用サイトそのものが、どう作られているか」**です。「うちはDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するテックカンパニーです」と謳っている採用サイトが、表示の遅いレガシーなCMSで作られていたり、スマホでの挙動が不安定だったりしたら、エンジニアはどう思うでしょうか?今回は、採用サイトを単なる「求人情報の掲載場所」から、「技術力を証明するプレゼンテーションの場」へと変えるための**Jamstack(ジャムスタック)**活用術について解説します。エンジニアは職業柄、気になったWebサイトがあると無意識にブラウザの検証ツール(DevTools)を開いてしまう生き物です。「このサイト、どのフレームワークを使っているんだろう?」「パフォーマンススコアはどうかな?」と、裏側の技術を確認しています。もし、あなたの会社の採用サイトがなどのモダンなフレームワークで構築されており、コードがで綺麗に書かれていたらどうでしょう?ブラキオの実体験としても、「ReactやVueでサービス開発をしたことある人なら問題なくJamstackにいける」という点は大きなメリットです。採用サイトのソースコードから、「この会社はモダンなフロントエンド技術を理解している」「PrettierやESLintなどの静的解析ツールが導入されており、開発環境が整備されている」といったポジティブなメッセージを、言葉以上に雄弁に伝えることができます。逆に、メンテナンスされていない古いWordPressテーマを使っていると、「入社後もレガシーな技術の保守をさせられるのでは?」「技術投資に消極的な会社なのでは?」という懸念(技術的負債への警戒)を抱かせかねません。採用サイトは、鮮度が命です。社員インタビューの追加や募集要項の変更など、頻繁な更新が求められます。ここでJamstack構成(Next.js × ヘッドレスCMS)が真価を発揮します。コンテンツ管理には、日本発のヘッドレスCMSである**「microCMS」**の導入を推奨しています。 従来のCMSのようにサーバー管理やプラグインの更新に怯える必要はありません。直感的な管理画面から、エンジニアの手を借りずに人事担当者だけでコンテンツを更新できます。また、ヘッドレスCMS導入時の懸念点である「記事のプレビュー」についても、ブラキオの実装なら解決可能です。「記事作成したんだけどプレビューできないんですか?」とクライアントに言われる前に、公開ボタンを押さずに下書きプレビューができる環境を構築するため、安心して記事を作成できます。もし社内のエンジニアが採用サイトの保守に関わる場合でも、Jamstackならストレスフリーです。 普段のプロダクト開発で使用しているReactやVueの知識(コンポーネント指向)でメンテナンスができるため、学習コストが低く、技術的な断絶が起きません。「WordPressの独自タグやPHPに悩み、プラグインの干渉に苦しむ」……そんな"しんどい"作業からエンジニアを解放してあげることも、立派な採用広報(離職防止)の一つと言えるでしょう。採用サイトの表示速度は、求職者の志望度に直結します。Googleの調査によれば、表示速度が遅れるだけでユーザーの直帰率は急増します。情報収集段階の求職者にストレスを与えてしまっては、エントリーボタンを押されることはありません。Jamstackは、事前に生成した静的ファイルをCDN(コンテンツ配信ネットワーク)から配信するため、圧倒的な表示速度を誇ります。 Next.jsを用いて適切に構築すれば、Googleが重視するCore Web Vitals(LCPなど)のスコアで高得点を出すことも容易です。「Lighthouseのスコアがオールグリーン(満点に近い状態)であること」。これ自体が、技術にこだわるエンジニアへの最強のアピール材料になります。採用サイトのリニューアルは、単にデザインを綺麗にするだけでは不十分です。 ブラキオは、デザインカンプとWebサイトの間の壁を壊す実装力と、エンジニア視点での技術選定を強みとしています。• 貴社のエンジニアチームが扱いやすい技術スタック(Next.jsなど)での構築。• 長期運用を見据えた、使いやすいデータ設計(スキーマ設計)。• 社内エンジニアと連携した開発フローの構築。採用サイトは、企業の顔です。その「顔」を最新の技術でメイクアップすることは、優秀な人材を振り向かせるための強力なブランディングになります。そんな採用サイトへのリニューアルを検討中なら、ぜひブラキオにご相談ください。技術感度の高いエンジニアに「おっ、この会社わかってるな」と思わせるサイトを、一緒に作り上げましょう。
2026.01.16
JamstackWEB制作【広告担当者必見】アクセス集中でサーバーが落ちない!キャンペーンLPにJamstackが最強な理由
テレビCMの放映直後や、SNSでキャンペーンがバズった瞬間、あるいは大規模な広告配信を開始した直後に、サイトが重くなり**「503エラー(Service Unavailable)」**が表示されてしまった……。広告担当者やマーケターにとって、これほど胃が痛くなる瞬間はありません。サーバーが落ちている間に発生した広告クリックは、すべて無駄金となってしまいます。これは単なるシステムトラブルではなく、重大な**「機会損失」**です。「アクセス増を見越してサーバーを増強したはずなのに」「WordPressのキャッシュプラグインを入れたのに」それでも落ちてしまう。実はその悩み、サーバーのスペックを上げるのではなく、で根本から解決できます。今回は、アクセス集中でも「落ちない」、そして表示速度が速くコンバージョン率(CVR)向上にも貢献する**「Jamstack(ジャムスタック)」**構成のランディングページ(LP)について解説します。多くの企業で採用されているWordPressなどの「動的CMS」は、ユーザーがアクセスするたびにサーバーがデータベースと通信し、ページを都度生成して表示する仕組みになっています。通常時のアクセス数であれば問題ありませんが、キャンペーンなどで短期間に数万〜数十万のアクセスが集中(スパイク)すると、データベースへの問い合わせ処理が追いつかなくなります。その結果、サーバーのCPUやメモリがパンクし、サイトが閲覧不能になってしまうのです。これ防ぐために、キャンペーン期間だけ高額なサーバー増強を行うこともありますが、コスト効率が悪く、予測を上回るアクセスが来れば結局ダウンしてしまうリスクは消えません。Jamstackは、これまでのWebサイトの常識を覆すアーキテクチャです。広告キャンペーンのLPにおいて、なぜJamstackが最適解なのか、3つの理由を解説します。Jamstackの最大の特徴は、事前に生成したHTMLファイル(静的ファイル)を**CDN(コンテンツ配信ネットワーク)**という仕組みを使って配信する点です。CDNは世界中に配置されたサーバーのネットワークです。ユーザーがアクセスした際、オリジナルのサーバーに負荷をかけるのではなく、ユーザーに最も近い場所にあるCDNサーバーからページのコピー(キャッシュ)を渡すだけなので、処理負荷がほとんどかかりません。これにより、を実現できます。広告担当者は、サーバー監視画面に張り付くことなく、安心して夜を過ごせるようになります。LPにおいて「表示速度」は命です。Googleの調査によると、モバイルページの表示速度が遅れるだけで、ユーザーの直帰率は急増すると言われています。せっかく広告費をかけて集客しても、表示が遅いだけでユーザーは離脱してしまうのです。Jamstackは、アクセス時に複雑な処理を行わないため、表示が爆速です。 ブラキオが得意とするなどのフレームワークを使用すれば、GoogleがSEOやUXの指標とするCore Web Vitals(特にLCP:最大コンテンツの描画速度)で高得点を出すことが容易になります。「速い」ことは、ユーザー体験を向上させるだけでなく、となります。キャンペーン用のLPは、期間終了後にそのまま放置されるケースが少なくありません。しかし、WordPressなどの動的CMSを放置することは、セキュリティリスクの温床となります。プラグインの脆弱性を突かれ、サイトが改ざんされるリスクがあるのです。Jamstackであれば、データベースと切り離された「静的ファイル」として存在するため、。動的な機能はAPIに分離されているため、サーバー本体への攻撃経路が存在しないのです。キャンペーン終了後も、低コストかつ安全にアーカイブとして残しておくことが可能です。ブラキオが提供する「成果が出る」Jamstack LPただ技術的に「Jamstackで作ればいい」というわけではありません。LPとしての魅力を最大化するために、ブラキオでは以下の点にこだわって制作を行っています。LPにとってデザインは重要です。しかし、リッチなアニメーションや複雑なレイアウトを実装すると、サイトが重くなりがちです。また、デザイナーの意図がエンジニアに伝わらず、仕上がりが妥協されてしまうこともあります。ブラキオは、デザインカンプとWebサイトの間の壁を壊すことを重視しています。Next.jsなどのモダンな技術を駆使し、を実現します。「Jamstackにすると更新が難しくなるのでは?」という心配は無用です。 ブラキオでは、日本発のヘッドレスCMSである**「microCMS」**の導入を推奨しています。WordPressのように直感的な管理画面から、エンジニアでなくてもテキストや画像の差し替えが可能です。「記事を作成したのにプレビューできない」というヘッドレスCMS特有の課題も、ブラキオならプレビュー画面を実装することで解決します。広告代理店・制作会社様のパートナーとしてブラキオは、広告代理店様やデザイン会社様からの技術パートナーとしての開発依頼も歓迎しています。 「デザインにはこだわりたいが、高負荷に耐えられる実装技術がない」「ReactやNext.jsでの開発リソースが足りない」といった場合は、ぜひご相談ください。テックリードとしてプロジェクトを支援します。「サーバーが落ちるかもしれない」という不安を抱えながらキャンペーン初日を迎えるのは、もう終わりにしましょう。• • • Jamstackは、Webサイトを単なる「表示物」から、ビジネスを加速させる「資産」へと変えるアーキテクチャです。次回のキャンペーンLP制作では、ぜひブラキオにご相談ください。
2026.01.05
WEB制作JamstackmicroCMS【社内DX推進】Jamstackが変える!高速・安全・低コストな社内ポータル・ドキュメントサイト構築術
日々の業務において、社員が必要な情報に迅速にアクセスできることは、企業全体の生産性に直結します。しかし、多くの企業では以下のような社内情報共有に関する悩みを抱えています。従来の社内ポータルやドキュメント管理システム(SharePoint, Confluence, Wikiなど)は、導入・運用コストが高く、多機能ゆえに使いこなすのが難しいといった課題を抱えがちです。一方で、ウェブサイト構築の次世代標準として注目されるは、その高速性、安全性、スケーラビリティから、外部向けサイトだけでなく、実はとなり得ます。本記事では、Jamstackが、高速・安全・低コストで効果的な社内情報共有基盤をいかに構築するかを具体的に解説します。Jamstackの特性が、社内利用のWebサイトにおいて具体的にどのようなメリットを生み出すかを見ていきましょう。Jamstackを導入することで、以下のような業務改善や情報共有の最適化が期待できます。Jamstackの導入を検討する際に懸念される点と、それに対するブラキオの具体的なソリューションを提示します。Jamstackは、もはや外部公開サイトのためだけの技術ではありません。その高速性、強固なセキュリティ、運用コストの低さ、そして高い管理性は、社内ポータルやドキュメントサイトといった社内向けWebサイトにおいても絶大なメリットをもたらします。Jamstackを導入することは、企業の情報共有を効率化し、社員の生産性を向上させ、ひいては強固なセキュリティ基盤を築く、まさにとなり得るのです。ブラキオは、Next.js/Jamstack、そしてmicroCMSを用いた社内ポータル・ドキュメントサイト構築の専門家です。貴社の社内課題を丁寧にヒアリングし、最適なソリューションを提案することで、貴社のDXを強力に推進します。社内情報共有の非効率さに悩んでいませんか? Jamstackで実現する次世代の社内ポータルについて、ぜひ一度ブラキオにご相談ください。
2025.11.16
WEB制作JamstackエンジニアリングmicroCMSグローバル展開を加速!Next.js/Jamstackで構築する多言語サイトのベストプラクティス
現代のビジネスにおいて、国境を越えた情報発信はもはや特別なことではありません。グローバル市場への拡大を目指す企業にとって、多言語対応のWebサイトは必要不可欠な存在となっています。しかし、多くの企業が多言語サイトの構築において、以下のような課題に直面しています。これらの課題を解決し、高速かつSEOに強く、そして運用しやすい多言語サイトを構築するための最適なソリューションとして、今、との組み合わせが注目されています。本記事では、Next.js/Jamstack環境で、効果的かつ効率的に多言語サイトを構築・運用するための具体的な方法論と、知っておくべきベストプラクティスを解説します。Next.jsは、多言語サイト構築を強力にサポートする国際化(i18n)ルーティング機能を標準で提供しています。多言語コンテンツの管理と配信の効率化には、ヘッドレスCMSの活用が不可欠です。多言語サイトにおけるSEOは非常に複雑ですが、適切な対策を行うことで、各言語圏での検索エンジンからの評価を高めることができます。Next.jsとJamstackは、多言語サイトの開発効率と運用コストを最適化するための強力な技術的側面を持っています。Next.jsとJamstackの組み合わせは、多言語サイト構築における現在のベストプラクティスと言えるでしょう。高速なパフォーマンス、堅牢なSEO対策、効率的なコンテンツ運用、そして高い開発効率を全て兼ね備えることで、グローバルビジネスにおけるWebサイトの可能性を最大限に引き出します。ブラキオでは、Next.js/JamstackとヘッドレスCMS(microCMS推奨)を活用した多言語サイト構築の実績とノウハウを豊富に持っています。貴社のグローバルビジネスを成功させるためのWeb戦略と開発を、企画段階からトータルでサポートいたします。多言語サイトの構築やリニューアルをご検討でしたら、ぜひ一度ブラキオにご相談ください。貴社のグローバル戦略をWebサイトから強力に支援させていただきます。
2025.11.14
WEB制作Jamstackエンジニアリング【デザイナー必見】Jamstackで実現!デザインカンプを”そのまま”Webサイトにする高速開発術
Webデザイナーが、細部にまでこだわり抜いて作った「完璧なデザインカンプ」。ピクセル単位で調整されたレイアウト、美しいタイポグラフィ、繊細なアニメーション。しかし、そのカンプが実際のWebサイトになった時、「なぜかカンプと違う」「デザインの意図が伝わっていない」と感じた経験はありませんか?多くの場合、デザインと開発の間には深い「壁」が存在します。実装の制約、開発者の解釈の違い、あるいは従来の開発手法の限界により、デザイナーが意図した品質や体験がWebサイトに完全に反映されないことが少なくありません。結果として、デザイナーは妥協を強いられ、ユーザーも本来得られるはずの最高の体験から遠ざかってしまうことがあります。この長年の課題に対し、は新たな可能性をもたらします。Jamstackは、単なる技術的なメリットだけでなく、この「デザインカンプとWebサイトの間の壁」を壊し、デザイナーの意図を忠実に、かつ効率的にWebサイトに落とし込むための強力なアプローチを提供します。本記事では、デザインカンプの品質を損なうことなく、高品質かつ効率的にWebサイトに落とし込むための、Jamstackとモダン開発技術の連携術を解説します。Jamstackの特性そのものが、デザインの忠実な実装に大きく貢献します。デザインカンプをWebサイトに忠実に再現するためには、ツールとプロセスを通じたデザイナーと開発者の密な連携が鍵となります。デザイナーがWebサイト制作で直面しがちな具体的な課題に対し、Jamstackがどのように解決策を提供するのかを見ていきましょう。Jamstackは、単なる技術的なメリットを超え、デザイナーと開発者が真の意味で連携し、デザインカンプの意図を忠実に、そして効率的にWebサイトに落とし込むための強力なフレームワークです。デザインシステムの構築、コンポーネント指向開発、モダンなツール連携、そして高速なパフォーマンスが融合することで、デザイナーはデザインの可能性を最大限に引き出し、最終的にユーザーに最高の体験を提供することに繋がります。ブラキオでは、デザインカンプの段階からJamstackの特性を最大限に活かした設計を提案し、デザイナーの意図を尊重した高品質な実装を追求しています。デザインと開発の連携をスムーズにするためのコンポーネント設計やワークフローの構築支援を通じて、貴社のWebサイトの品質向上に貢献します。デザイン品質にこだわり、それをウェブサイトで完全に表現したいとお考えなら、ぜひ一度ブラキオにご相談ください。貴社の最高のデザインを、Webサイト上で最高の体験として実現するお手伝いをさせていただきます。
2025.11.03